自転車通勤1周年
2008年9月1日で、KLEIN君がうちに来てから1年が経ちました。
片道50kmをへこへこ走ったら、1年で2万キロ(正確にはあと500km)になりました。1年で地球を半周しちゃいました。随分遠くまで来たものです。
思い返せば一年前、おっかなびっくり最寄の自転車屋さんの敷居を跨いだ事がこの長い旅の始まりでした。
ほんの偶然で真白なKLEINに乗ることになり、メタボなお腹を抱え、ネットで情報を集めおっかなびっくり会社まで続く、片道50kmの道を走り始めました。
初めて試走した日は、皇居のあたりを目指して走っていたのに、なぜか築地に着いたりして方向音痴な自分にうんざりしたっけ。だけど今まで抱いていた、
東京という海の中に、ぽつんぽつんと駅という島が浮かんでいて、間が線路という鎖で繋がれている。駅と駅との間には暗黒物質の海が広がる、そこは立ち入ってはいけない世界…
というたぶん、方向音痴な人にならわかってもらえるイメージ(本当か?)が崩れて、ちゃんと自分の足で漕ぎ続ければ着く場所に、築地や、新宿や、皇居はあったんだ。と実感できました。
夏の終わりに乗り始め、秋を超え、冬には人生初の自転車レースを走りました。あれは楽しかったなぁー。またいつか走りたいものです。極寒だと言われた去年の冬も、なぜかあまり寒さを感じず乗り越え、春は桜の中を走り(でも長雨で散り桜は見れなかった。残念)、暑い夏がやってきて、そうして季節をぐるっとひとめぐりして、またこの場所にやってきました。
- 変わった事
元気になりました。体が常に目覚めている感覚というか。自転車通勤前、最寄駅まで歩く、座る、仕事をする、そして飲む以外の事はできませんでした。ちょっと1km走ろうものなら、心臓は口からはみ出しバタリと倒れ、30分くらいは生死の境をさ迷っていました。
きっとこれは体が本来持っているポテンシャルを発揮せず、寝ていたんだと思います。今ではなんも準備しなくても数キロくらいは余裕で走れることは証明済みです。自転車ならば一気に数百キロはいけます。
目覚めてよかったなぁー。
- 変らない事
体重はあまり変ってません。別に脂肪が筋肉に変ったというわけでもないようで体脂肪率はずっと20%近辺です。多少はオナカ周りはスッキリしたかなとは、思うんですけれども、やっぱりつまめちゃいます。
まあ、食いすぎなんですね。
ロードって相当効率が良い乗り物なので、100km走っても2000kcal消費すれば良いとこで、それ以上のカロリーを摂取するのはいとも簡単なわけです。あと5kg落としたい...orz
さて、せっかくなので、次回は私の相棒 KLEIN Q-ELITE V の 1年レポートでも書こうかなと思います。
■9月の累計:234km