エデン
よみましたよー。
結構引き込まれてローラーを読みながら回してたら、いつも大体30分しか漕げないのに、気がつくと1時間があっさりと経過していました。
ついに舞台はツールへ。前作でクソ重たい十字架を背負わされたチカの活躍やいかに。
読書感はベリーライト。
スポコン系の汗や涙や口の端からちぎれ飛ぶヨダレとはまったく無縁な綺麗な世界。
そこが若干物足りなくはあるものの、結局世界なんてのは主観でしかないので、この主人公が実際に存在したとして、本当にツールを走っちゃったとしても、きっとこんな風にサラッとレースを駆け抜けていくのかなぁ、とも思います。
カッコイイな。絶対成れないから感情移入の対象にはならないけれど、憧れの対象にはなる。
もしチカがフミやユキヤと話をするとしたら、どんな会話になるんだろう、とか変な想像もかきたてられました。
前作ほどの衝撃はないけれどとても良い読後感を残してくれました。ハードカバーしかないのでちょっとお高いのが難ですが、自転車乗りなら読んでみる価値ありかな。と。
自転車部門で11位
自転車通勤部門で6位、ロードバイク部門で9位
ペダルを止めて慣性で走ると異音がする。なんだろう。
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