シフトケーブル トラブル その2


金曜日の事です。
天気は若干の小雨模様でしたが、今週はまだ自転車通勤2回。ちょっと物足りない感じです。ついでにお腹のぷより具合も確認し、自転車通勤を決断しました。

ところが、走り出して3kmくらいでしょうか。前方の赤信号で停まるためシフトダウンした時です。
ガチャガチャガチャ、、バツ

いきなりシフトレバーの感覚が軽くなります。こ、これは、、ケーブルが切れた!?

思えばここ数週間、シフトアップが遅れたりすることが多々ありました。が、以前シフトケーブルが切断しかけた時のような

旦那、早く交換して!俺もう切れる、切れちゃうよーー!

というような、2回クリックしてやっと変速、しまいに勝手に変速し出すという末期症状はなかったため、まだ大丈夫だろうとタカをくくっていたのが敗因でした。切れたのはレアディレイラー側のシフトケーブルです。確認してみると、ギアは一番トップに固定されています。
そうだ、シフトケーブルが切れると、トップに入りっぱなしになるって雑誌で読んだなぁ・・・たしかどっかの調整ネジを回せば、ロー側に落とせるんだよなぁ・・・でも・・・どれ?
まったく無駄知識です。大事なところが欠落しています。あまりに自分らしくて思わず笑ってしまいます。おっといかん。中年の一人笑いは不気味すぎ。自粛せねば。

さて、まだ家から3km。戻ろうと思えば戻れます。フロントは変速できますが、インナーに入れるとなぜかチェーンが外れます。つまり私に残されたギアはアウタートップのみ。かなり厳しい状況です。しばらく逡巡しましたが、再度お腹のぷより具合を確認し、続行することに決定しました。ペダルも思ったよりは重くありません。残り50kmを走りきるために利根川大橋を渡り始めました。

あとから気が付いたのですが、この時は追い風だっため若干ペダルが軽く35km/h 60rpmくらいで走行することができていました。明らかに罠です。西に走る利根運河から江戸川に入り南下したとたん、ペダルが・・・おも!・・・重たすぎ!!
30km/h 55rpmがやっとです。気が付くと立ち漕ぎしています。そういや雑誌に、平地でヒルクライム錬する方法として、重たいギアで走るってのが載ってたなぁ。でもいくらなんでも50kmは長いよなぁ。富士ヒルクラだって、25kmくらいなはず。50kmヒルクライムって、なに山登ってるんだ?五合目超えて富士山頂狙いか?

辛さのあまり、もうなにがなんだかよくわからない妄想に逃避しながらなんとか会社までたどり着きました。異様に足が重たいです。なんというか、初めて自転車通勤した頃の感触でしょうか。半年自転車通勤を続けて来たわけですが、自分が進歩しているのかどうかさっぱり分からないと常々思ってきました。が、さすがにアウタートップで50km通勤は半年前の自分には不可能だったでしょう。ちょっとした進歩の証です。


帰りはネットで集めた情報を元に、おっかなびっくりディレイラーを調整してみました。
調べた通りに調整ネジを回すと、、、動く!動くよ!クララが立った!じゃなくて5段目くらいまで変速できた!
ついでにリアのギア位置がトップからずれた事でフロント側の変速も使用可能になりました。シングルスピードからダブルスピードへ。ものすごい進歩です。帰りは輪行しかあるまいと思っていましたが、これで無事帰る事ができました。

それにしても前回は6,000km、今回は8,000kmくらいで切れたわけで、10速105は5,000km過ぎたらリアのシフトケーブルは交換したほうがいいのかもしれません。
忘れた頃にやってくる、シフトケーブルトラブル、ぜひご用心を!



往:54.29km 1h54m 28.3km/h 52rpm
復:49.78km 2h00m 24.7km/h 63rpm
■6月の累計:373km


5月の走行記録はこちら

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