落車

やってしまいました。自転車事故。100%私の過失です。
練習会中の話ですが、なにかの参考になればという事で経緯を記載します。

先週末、相方にひたすら平身低頭し、練習会に行っても昼寝しない(で子守する)という過酷な条件を飲みショップの練習会に参加してきました。

天気は晴れ。
いつもは10人程度なのですが、この日は20人以上の参加者が居ました。大盛況です。その人数の中でもひときわ異彩を放つのが我がパオパオジャージ。目立たず隅っこで大人しくしていたい私の気持ちとは裏腹に勝手にオーラを放ちます。泣く子も指さす人気ぶりです。実のところ、週末しかジャージは着ないのでこれ一枚しか持っていないのですが、そろそろもっと地味な別のがほしくなってきました。

さて、このまま続けると長くなりそうなので、私がスーパー大学生A君に引きずりまわされ泣かされた、序盤-中盤は省きます。常はだいたい折り返しまでの前半が熱いバトルになり、後半は流しという感じになるのですが、今日に関してはA君の若さ溢れる走りのためか、後半になっても熱いままです。熱すぎます。トレインの三番手くらいで走っているのにやけにつらいと思ったら、ちらりと見たメーターには


47km
そりゃつらいよ!振りかえると、後はちぎれてます。メーターを見た時点で私の心もポキリと折れ、トレインからサヨナラして独走状態になっていました。そこに後からやってきたのが、TREKが誇る最速TTバイクに跨ったBさん。せめてここは踏ん張らねばと後にぴたりと張り付きました。この時点で私の頭の中には自分がトレインの中に居る可能性がまったく抜け落ちていました。
しばらくその状態で走り続けると、既に彼方へ走り去ったはずの先頭二人が、なぜかスピードを落としてなにか後ろを振り返っているのを発見しました。ついには停まってしまっています。
なんだろう・・・
と私は背筋を伸ばし、そしてはっきりとした記憶はないのですが減速しました。
とたん
「ガガガガ・・!!」
後ろから押されるような衝撃が。しまった!私の後ろについていた人が居たんだ!私は大柄な方なので、私の体に遮られて前でなにが起こっているかも見えていなかったのでしょう。私は無事でしたが、その方は落車してしまいました。道路に仰向けに倒れた姿勢のまま痛みを堪えているようです。私はオロオロするばかり。そこに続々と後続の集団が到着しました。
なにも出来ない私とは対照的に、ショップの方がてきぱきと自転車の状態を確認しています。救急車も呼ぼうとしましたが、落車された方のダメージもそれほどではなかったようで、結局そのまま練習会を続行することになりました。

それにしても倒れた方がつぶやかれた
「急に減速するんじゃないよ」
と言葉が胸に刺さりました。

あの時、集団で走っている事を私が忘れていなければ。私が手信号、それができなくても「ストップ」と声を上げていれば防げた事故です。トレインを組む際、前走者のホイールと後続のホイールは10cmも離れていません。危険です。でも危険だからこそ練習をするわけです。わずかな油断が事故を招く。最近は多少練習会にも慣れ、油断があったことは否めません。私のために落車された方には本当に申し訳ないことをしました。

もう一度初心に帰って、練習を重ねたいと思います。





■6月の累計:1,073km


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