自転車と快楽

週間天気予報のマーク、傘が増えてます。肌で感じるジメジメ感も増してきました。見上げれば今日も降ったりやんだりの空模様。そろそろ本格的な梅雨みたいですね。割と到来が遅かったので今月も無事1,000km走ることができました。おかげでお腹のぷよもこう着状態。というかこんなに運動しているのになぜ痩せないんだと、いつもビール片手に思うわけですが、たぶんこの手を離さない限り、これ以上は難しいのでしょう。ともあれ自転車通勤に感謝です。今月も自転車通勤よもやま話をあれこれ。

  • オーバーホール

シフトケーブルが切れた事をきっかけに自転車をフルオーバーホールに出しました。ディレイラーまで分解してもらう徹底的なやつです。
昨年の9月1日から乗り始めて8ヶ月。走った距離は1万4千キロ。オーバーホールは1年経ってからと考えていたのですが、自分でやっているメンテはクリーニングと注油くらいなものなので、大きなトラブルが起こる前にと、なじみのサイクルショップON THE ROAD のお兄さんに預かってもらう事にしました。これでまたホイールは遠ざかってしまいましたが、安全の方が大事です。(と言い聞かせる)
4,5日かかるとの事でしたが、私が都内まで自転車で通っているのをご存知のため気を使って頂いたのか、土日のたった二日で完了してしまいました。感謝!

乗ってみると、どこがどうとは言えないのですが、カッチリした感覚が戻ってきたように思います。特に坂道をダンシングで登った時に顕著に分かります。ペダルを蹴った力がそのまま100%地面に伝わるというか。オーバーホール前も別段どこかがおかしい感覚はなかったのですが、少しずつゆるんでいたのかもしれません。オーバーホールに出してよかったです。今後は1万キロ毎にオーバーホールに出そうかと思います。

  • 自転車の快楽

富士ヒルクライムがありましたね。残念ながらというか、当然というか、我が家は許可が下りなかったため、参加した人の感想をwebや雑誌で眺めています。で、あらためて考えてみたのです。自分にとって自転車の喜びはなにかと。
ヒルクラは好きです。ごくたまにつくば山を登りにいきます。ぜーはーぜーはー言いながら、ただひたすら自分と戦いながらペダルを回す。ひと漕ぎで進む距離はわずかなものですが、それでも数分で驚くような標高に到達する。他に代えがたい悦楽です。だけどなんというか、この喜びはマラソンのそれに近い気がします。そして私はラソンが嫌いです。私はそもそも軟弱なので自分と戦いたくないのです。
そんな私でも楽しく走れるのが、川原沿いのCRです。信号がない道をただひたすらまっすぐ走り続けるだけ。たまに追い風が吹けば、自分と自転車が一体となって風に乗っているような、なんとも言えない感覚です。あえて言えば、私のもうひとつの趣味、スノーボードに近いものを感じます。
そこにあるのはわずかな道具と自分と風。
運動強度はそれほど高くないのに、驚くべきスピードで僕は地面の上を滑空して行きます。この、ただただ直線をひた走る快楽はエンジン付きバイクでは味わえなかったなぁ。

そんなわけで晴れた日は、会社目指してCRを駆け抜けます。




■6月の累計:1,073km


6月の走行記録はこちら

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