直江津集合!その1

夏休み企画第三弾!ということで、直江津集合!というイベントに参加して来ました。参加する各人がそれぞれのルートで23日18:00までに新潟県直江津港到着を目指すという面白企画です。私も仕事の合間にこっそりルートを作成してみました。


距離約300km、標高2,200mの渋峠を越えるなかなか刺激的なルートです。楽しそうじゃありませんか!
参加者が状況を報告する掲示板も用意されていて、二日前くらいからもう出発した人の足跡が刻まれていきます。
23日当日には朝からガンガン走り出す人達のコメントが書き込まれて、興奮は最高潮です。はっきり言ってもう仕事になりません。(^^;
三分の二以上、上の空の状態で仕事を片付け帰宅します。私は深夜0時出走予定でしたので、すわっと布団に入り仮眠しようとするのですが、興奮しすぎて眠れない・・・(^^;それでもなんとか2時間くらいは寝たと思います。時計の長針と短針が重なり日付が変わった音を合図に、KLEINに跨りました。
さて300kmの旅が始まります。


まずは深夜の利根川CRを上流に向かって遡上。極めて快適です。信号もなく人っ子一人いません。むしろ居なすぎて怖い・・・
変なものが見えちゃったりしませんようにと祈りながら走り抜けました。続いて4号から125号、17号と繋ぎ高崎を目指します。深夜ですが風もなく、ときたま追い越される長距離トラックに煽られながら、極めて快適にクランクをまわしていきます。高崎は家から100km。着いたころ、東から徐々に空が白み、朝がやってきました。私にとって100kmは通勤の距離なので、ここまでがウォーミングアップ区間で、ようやく旅が始まったという感じです。


が、夜が明けたのはいいのですが、なんだか少しずつ雨が・・・。292号に入り辺りがすっかり山の景色になるころには本降りです。あーあ・・・。
天気が怪しいことはわかっていたのですが、荷物を増やしたくなかったので、追加の装備は、ウィンドブレーカーとニーウォーマーのみ。ぶっちゃけ8月の雨なんて、むしろ快適くらいに思っていました。が、現実は厳しくサイコンについた温度計で気温は15度。どう考えても8月の気温じゃありません。このまま雨にあたりながら走り続けると冷凍マグロになってしまいそうです。

運悪く本降りになった時には既に山道で、コンビニなんぞまったくありません。せいぜい野菜の無人販売所くらい。途中でカップラーメンの自販機を発見し飛びつきましたが、なんとお湯切れ!この蓋を半分開けたカレーカップヌードルをどうすればいいのか・・・。同情するならお湯をくれ!家なき子ならぬ、お湯なき子になった私は泣きながら山道ツーリングに戻ったのでした。(嘘

プールに入りすぎた子供よろしく唇が紫色になった頃、道路の右側にコンビニ発見!すかさず飛び込みカッパを買い込みます。
コンビニのビニールガッパがこれほどありがたいものだとは、今まで知りませんでした。


その2へ続く


8月の走行記録はこちら


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