ジテツウは危険が一杯

12月です!
寒いですねー。
寒いと玄関を出るまでの自分との戦いがめっちゃ不利です。最近は1勝4敗です。週に一回しかジテツウしてません。
走り出してしまえば、空気も綺麗で、気持ちいいんですけどねぇ〜。

つくば山から見た富士山。絶景!


なんだかんだで、この一年長距離自転車通勤を続けてきました。
blogには書いていないですが、結構危険な目にも会ったりして来ました。
自転車通勤へのマイナスイメージを増やしたくない、という思いからだったのですが
自転車ブームが来ている今、ひょっとしてこのページを見ている方の反面教師として、事故に会う可能性を減らせるかもしれませんので書いてみようと思います。

  • 微妙な路肩の段差を甘くみてはいけない

いつだったでしょうか。もう闇の帳が幾重にも下りて帰宅ラッシュの時間帯となった水戸街道の路肩を、いつもどおり鼻歌歌いながら走っていました。
路肩は、排水溝の穴が空いており、アスファルトではなく、コンクリのような素材で覆われています。当然、本筋である道路はアスファルトで、若干、本当に若干段差ができていました。でもほんの少しです。1mm程度でしょうか。たぶんママチャリなら乗り越えてもなにも感じない程度でしょう。
私は当時、その境目を意識せず、コンクリとアスファルトを往復しながら家路を急いでいました。
が、ある瞬間・・・
「ガガガガガ・・・・!!!」
急にハンドルが効かなくなりました。路肩にタイヤの側面が接触し、そして乗り越えられず弾き飛ばされたのです。
効かないハンドルにしがみ付きながら、歩道と車の間、おそらく50cm程度の隙間を滑り続けることおよそ3秒程でしょうか。
もし、車道側に弾き飛ばされようものなら命の保障はありません。よくて車の側面激突。悪ければ下敷きです。
まったく生きた心地のしない瞬間でした。
どうにか無事歩道にも車道にもはみ出すことなく停車できました。
あれからは、もう路肩の境目を安易に走ることはやめました。

  • 車線変更は慎重に

これもジテツウを始めた頃・・・。当たり前なんですが、車の後ろを走ると超快適です。
幅、高さともに自転車の何十倍ものドラフティング効果が働きます。
うまく使えば50km/hで通勤できます。
出社時は急いでいるので、たまに頼っていたりしました。
が、車は渋滞するもので、そんな渋滞ゾーンに入ると当然車のスピードも落ちます。
後ろについていた私は、じゃあ路肩に戻るかな、、と左によると
「ブーーーーーープププーーーー!!!」
「バカヤロー、どこ走っているんだーーー!」罵声とともに、私のほんの少しわきをスクーターが追い越していきました。
どうやら彼も路肩を走っていた模様です。
彼は、なんとか私を避けてくれたので、今でもジテツウを続けられているわけですが
もしぶつかっていたら・・・。

あれ以来、ドラフティングは使用せず、路肩以外は走りません。
もし仮に車線変更することになっても、後ろをガン見してから変えるようにしています。

  • スピードを落とす車にはなにか理由がある

またまたジテツウを始めてから日も浅いある日の事、私も前を行く車が突然スピードを落としました。
しょうがないなぁ、と右脇をダンシング加速しながら追い抜くと・・・
目の前に鉄骨満載の大型トラックが!!
やばいッ!このままでは串刺しになってしまうーーーー。
でも私に出来ることはブレーキレバーを力の限り握り締めることのみ。
やばい、もう駄目だ・・・半生が私の脳裏をよぎりそうになりました。
結局なんとか停まることができたのですが、もし私の自転車についているブレーキがナマクラだったら・・・
見るも無残な死に様を遂げていたのでしょう。

あれ以来、車を無理に追い越すことはやめました。
スピードを落とすときにはなにか理由があるのです。



まったく関係ないですが、近所の小貝川にて


ジテツウには間違いなく危険がいっぱいですが、ちゃんと予測し対応をすれば避けられるものです。
私のアホな体験談もなにかの参考になれば幸いです。



12月の記録:225km