3本ローラー初乗り
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先週末、遂に我が家に3本ローラーがやってきました。が、休日出勤やらなにやらで本日まで乗れずにおりました。本日は祝日でじてつうもできず、絶好のローラー日和(?)です。
通勤もないのに朝早くから布団を抜けだして、軒先の車と家の壁に囲まれたポイント、ここで3本ローラーを漕げと言わんばかりの場所にローラー台と自転車をセットします。
3本ローラーは、過去に双龍で1度。また購入した際にショップでも少し乗っていますが、腰を据えてじっくり乗ろうとするのは、これが人生で初めてです。果たして私はローラーに乗れる人、そして乗る人なのか・・・。
結果的に言うと、ブログ的にはあまりおいしくないですが、とりあえず即乗ることはできました。徐々にギアを上げて行き、アウタートップに入れると結構な重さです。たしかにこれは負荷練にも使えますな。はっきり言ってとてもこの重さで漕ぐ気にはなりません。ケイデンス100くらいで気持ちよく回せるポイントまでギアを落とし、じっくり漕ぎ始めることにしました。
- 10分経過
これ・・・きついな。まだ十分しか経ってないのかよ・・・。
顔から汗がどばどばでるし・・・。フレームにはタオル掛けないとダメだな・・・。
もうやめたい・・・でもここでやめたらローラー乗りとして（なんだそりゃ）恥ずかしすぎる・・・
そして、もう二度と乗らない気がする・・・もうちょっと頑張ろう・・・。
- 20分経過
あじーーー・・・きづいぃ・・・
・・・まだ20分か・・・。
しかしヒマだなぁ・・・片手放しはなんとかできるたけど、両手放しは無理だな・・
ダンシングなんて本当にできるんだろうか・・・
雑誌読みながらなんて数年先っぽいな・・・。
景色は変わらないし、ケイデンスでも眺めながらあと10分漕ぐか…。
次からはハートレートモニタもつけよう・・・
地面には汗の染みが・・・
- そして30分
しんどい・・・まじしんどい・・・。
ローラートレーニングやる人は、これを喜んで(ないかもしれないけど)やっているのか・・・
ちょっとばかし俺には覚悟が足りなかったかもしれない・・・
確かにローラーには道路を走るのとは別種の才能が必要そうだ・・・。
向かいの家で雨戸開けているおじさんが不審そうな眼で俺を見ている・・・。そりゃそうだ。家の軒下でハムスターよろしく車輪をまわす私、怪しいだろうなぁ・・・。これが道路ならぴゅーっと走り去れるんだけどなぁ・・・。家の中で漕ぐにはちょっと音が大きいしなぁ・・・くぅ、また目が合った・・・。
とにかく、あと少しだ！
あと・・・・・・・3・・・2・・・1・・・しゅーりょーー！
いやーーーーー。しんどかったです！こんなにしんどいものだとは思いませんでした。
まず体力的にしんどいです。その場から動かない＝空気抵抗なし＝ペダル激軽、と思っていたのですが、そんなことないですね。しっかり負荷がかかります。ずっとメーターは40km/hを指していたので、実走よりは負荷は軽いのでしょうが思ったよりは全然重い印象でした。でもまぁ、そうでなければトレーニングにならないか。
そして、これが大事なのですが精神的にしんどいです。道路を走っている時は、気がつけば1時間なんてピューっと経っているものですが、1時間どころか10分が異様に遅い！ローラー乗る前は、いつもの通勤と同じ2時間乗るぜ！とか思っていましたが、全然無理でした。ごめんなさい。
そして、噂には聞いていましたが股間への圧迫がすごいです。私、レーパン履かなくても2時間くらいなら余裕で走れることがひそかな自慢だったので（オイオイ）今回も当然レーパンではなく普通の(自転車のじゃない)ジャージで跨っていました。
で、降りたとき股間にじーーーんとしびれが。これはやばい。ある意味、furu8ma家の危機かもしれない。というわけで、次回からはレーパン装備で乗ろうと思います。
というわけで、まだ30分しか走っていませんが、色々得るものがありました。そもそも私がローラーを買ったのは、トレーニングのためというよりも体調以外の理由で自転車に乗る間隔が開きすぎないように、です。私の経験では、二日まではいいですが、三日空けると、特に心肺能力が下がる気がします。結果的に翌日の自転車通勤がつらいものになるので、これを避けたい。
というわけで、ネガティブな事もいっぱい書いちゃいましたが、ちゃんと短い時間の間でしっかり負荷をかける事ができる、という点では大いに気に入りました。今後はこんな時にローラーを活用していきたいと思います。
