ツール・ド・草津 レース開始まで

ツールド草津行って参りました!
いやー、町ぐるみのイベントとは聞いていましたが本当に町ごと盛り上がっている感じでものすごく良かったです。町ごとどころか、食事のために立ち寄った駒寄PAでは車の屋根に自転車が乗りまくっているは、PAの食堂はやけほっそりした体系の人ばかりだは、足元見ればロード用シューズだは(なぜこの時点から履いているのか?)草津に続く道は全てローディに占領されていたと言っても過言ではありません。


当然ながら前日から湯畑周辺は、やたら派手なガラの体にピッチリあった服とドロップハンドルがついた自転車がさも当然に行きかい、ふーん、草津って随分自転車が普及してるだねぇ。エコ先進町だね。東京にも見習わせなきゃ。と勘違いしてしまう程でした。
浴衣を着ているほうが少数というか、むしろ奇異。早くジャージに着替えなさいよ。と言われかねない雰囲気です。


幻想的な湯畑


当然ながら私もテンション上がりまくりで、夕ご飯はカーボローディングの名の下に食べまくり。温泉後にうっかり載った体重計は、ありえない数値を叩き出していて、いったい今までのダイエットの苦労はなんだったのかとくやし涙を流したものでした(実話

当日も朝からアップのつもりで乗ったローラー台で立ちゴケしちゃったりして、またそれを見ず知らずのローディに目撃されちゃったりして心拍マックス(恥ずかしさもマックス)でレースに臨むことができました。


天気は快晴。風は凪。まさに絶好のヒルクライム日和です。正直下山用にごっついスキー用ウェアを持って来た事を若干、いやかなり後悔する程でした。この天気、この気温ならいつものウィンドブレーカーでおつりが来るでしょう。ディパックに詰め込むの大変だったのに…。

そんなクソ重たいディバックを背負い込んでよっこらしょとスタート地点である天狗山レストハウスに行くと、いるいる、右を見ても左を見てもローディ、ローディ・・・。そんな中でも運良く知り合いの皆さんに会うことができました。

tictacさんいしこうさんヲレさんネロさんは残念ながら画像なし


んで、お、いるいる!真新しいブルーのジャージに身を包んだON THE ROAD軍団!
今まで一人ぼっちのチーム、パオパオに属していた(?)ので、同じジャージのチームメイトが居るというのは格別です。


今日はよろしくお願いします!


それにしても今日は暑い!私、半袖ジャージ、レーパンに、ニーウォーマー、アームウォーマーといういでたちだったのですが、迷った末にまずこの時点でアームウォーマーを脱ぎ、頂上行きの荷物に入れました。結局寒さを感じる場面はなかったのでこの判断は正解だったと思います。
なかなかどうして聞かせるスピーチの後、いよいよ湯畑巡りのパレードランにスタートです。


のんびり進む我々を見送る道の両脇で手を振る人、人、人・・・今年は参加者は2000人近いはずなので、パレードランも30分くらいは続くのではないでしょうか。その間、ずっと見知らぬ相手である我々に手を振ってくれる、このありがたさ。
そして一緒について来てくれた、というか無理やり来てもらった相方と娘も道の脇から応援してくれます。
感動・・・これで頑張れなければ父じゃない!

それにしても、誰かに応援されながら走るっていいものですね。草津万歳!泉質主義最高!

そんな興奮のひと時が過ぎいよいよ、温泉地をぐるっと一周し、スタート地点である天狗山レストハウスが近づいてきました。

このレースのいい所は、スタートがマスドじゃないところ(チャンピョンクラスを除く)です。レストハウスで一旦自転車を降り、余念なく軽量化をし、ニーウォーマーを脱ぎ、軽くストレッチした後、いよいよ計測ラインに向かう車列に合流したのでした。


続く