BONTRAGER RACE LITE ホイールの悲劇
時は遡って草津に出発する前日。
私は鼻歌まじりに我が愛機、KLEIN君をフキフキしていました。
「明日はよろしく頼むよ。一緒に白根山を制覇しようぜ!」
んで、後輪のリムを磨いていると・・・
な・・まさか・・・
な、なんだってーーー!
リムにどでかいクラックが走っています。
私は毎週末自転車磨きしていますが、先週はこんな傷はなかったはず。
いったいなぜこんなことに・・・
正直、思い当たるフシがありすぎてなにが原因かわかりません。( ̄Д ̄;)
都内を走られている方ならご存知かと思うのですが、はっきりいって東京の路肩はダートです。
車が走る路面は綺麗なのですが、一度路肩によるとパンクに直結しかねない危険なガラス片や、謎のゴミにあふれ、排水路にかかった鉄格子や、なぜか路肩だけアスファルトが綺麗に整備されていなかったりしてあっちでガッコン、こっちでガッタン。
大型トラックに幅寄せされれば歩道にエスケープせざるを得ません。
そこでも交差点毎に現れる段差にホイールをとられガガガガ・・・あっちでゴゴゴゴ・・・。
さらに以前書いたように、RACE LITEに換えてから、ほとんどメンテしていなかったため、後輪はフレまくり。
そんな状態で数え切れない程の段差を超えてきたのだから金属疲労が溜まっていたのでしょう・・・。
「すまん、RACE LITE。でもあともう少しだけ頑張ってくれ」
私には元々KLEINについてきたBontrager SELECT ホイールもありましたが、RACE LITE以外で走ろうとは思っていませんでした。
万が一壊れたとしても、ヒルクラなら大してスピードは出てないから大事故にはならないだろうし、下りはゆっくり降りればいい。
なによりも、ただでさえダイエット目標に到達していないのに、さらにホイールまで重くなることは避けたかったのです。( ̄Д ̄;)
そしてご存知のとおり、私はRACE LITEとともにゴールラインを超えることができました。
が、さすがにこれ以上このホイールとともに走るのは危険です。
「今までありがとう、RACE LITE。だけど僕は・・・」
密かな決意を胸に、なじみのサイクルショップON THE ROADの門をくぐるのでした。
[続く]
4月の累計:1,278km