ツール・ド・二郎　守谷二郎ステージ編

レースが終わったら行かねばなるまいと、守谷に出来たあのラーメン二郎に行ってきました。ダイエット？なにそれおいしいの？Σ（￣Д￣;）
ラーメン二郎ってなに？ていう人は、いしこうさんのブログをぜひ見て下さい。ラーメン愛溢れるレポートの数々に今日の昼には行列に並んでいること間違いなしです。（＾＾

かく言う私は、実は神保町店と歌舞伎町店しか行ったことがありません。あちこちにある二郎を巡礼する人を畏敬の念を込めてジロリアンと呼ぶらしいですが、いつか私も呼ばれたいものです。というわけで、守谷二郎レポート、レースレポ風味で始まりはじまり〜。

午後8時20分。僕はスタートライン（カウンター）目指して行列に並んでいた。ここは都心の喧騒から50km程も遠く離れ静かで落ち着いた南茨木の町、のはずだ。それがなんだ、この行列は。私の目の前にざっと見て20人ほど。私が並んですぐ後ろにも10人ほどの行列ができた。二郎恐るべし・・・という他ない。
だが行列の構成員は都内のそれとは随分異なる。私が知っている行列は、サラリーマンや学生、それもほぼ男性のみで構成されていたが、ここの行列はカップルや女性のみのグループ、小さい子供を含めた家族連れまで居る。

オイオイ、ここは二郎だぜ・・・

能天気に談笑している彼らの姿を見て僕の背中に嫌な汗が流れる。おそらく都内の人気店という噂を聞いてやってきたのだろうが、破壊力抜群のラーメンを見ても彼らが笑っていられればいいのだが・・・。
特にカップルの二人。名店に彼女を連れてきたということで、どうも彼氏は鼻高々な様子だ。もちろん名店なのは間違いない。が、人を選ぶのも間違いないところだ。二人の前途に希望があらんことを、と祈るばかりだった。

30分程ならんで店内に入る。店内は、都内のそれと比べると随分余裕がある作りだ。テーブル席まである。さすがは守谷。券売機の手前まで来て、さて久々だから小ラーメンにしようかな・・・と思っていると、立て続けに私の前で大ラーメンのスイッチが押された。例のカップルも「大」だ。
券売機には「当店のラーメンは量が多いので、最初は小を頼んでください」の旨の張り紙がしてあるのに、だ。
彼らの背格好を見ても、とても大食いには見えない。ちなみに僕は割と大柄なほうだ。その僕が小ラーメンで完食できるか不安になっているのに、「大」だと！？
チャレンジャーだ・・・彼らこそ真のチャレンジャーだ！！あまりの驚愕に思わず小豚ダブルにしてしまったくらいだ。彼らの未来に幸あれ！

店内にも行列ができており、結局カウンターに座るまで1時間程を要した。しばらくして

にんにくは？

と聞かれる。基本的に店長を含め素晴らしく愛想が良いと思うが、これだけはどうかと思う。これでトッピングの種類を聞いているとは思わないだろう。案の定私の周りの人は、「お願いします」とか「いらない」とか言っていた。私だけ居心地悪く「ニンニクヤサイアブラ」と呪文のごとく唱える。
この呪文の意味が知りたい人は、前述のいしこうさんのブログを参照されたい。

しばらくしてラーメンがやってきた！