1Q84

自転車ネタじゃなくてすみません。
割と読書は好きな質で、今でも輪行な帰り道は電車の中で文庫本かジャンプ(!)を眺めてます。
で、これ。

1Q84 BOOK 11Q84 BOOK 2



村上春樹は、ハードカバーを買ってまで読もうとは思わないが、文庫本なら読もう、程度に好きなのですが、今回ハードカバーを知り合いの方から借りる事ができたのでお盆の間に読んでみました。


私の場合、というかひょっとして読書する人なら誰でもなのかもしれませんが、本をめくりながら字を追っている感覚があるうちは全然ダメで、その感覚が消え代わりにページの中に作者が埋め込んだ、映像や音、匂いなんかがとって変わると、ようやく私にとっての読書がスタートします。この感覚が数ページで始まる本もあれば、終わるまで文字を追う重労働をさせられる本もあります。


この本の場合、結局最後まで文字を追う感覚が消えませんでした。つまり、それが私のこの本に対する評価ってことです。わかりづらくて申し訳ないんですけれども。
とはいえ、1巻の終わりくらいからは(映像が見えないながらも)ぐいぐいと引き込まれ、一気に読んでしまったことは付け加えておきます。


本に流れるイメージとしては、アフターダークや、海辺のカフカと近い気がします。村上春樹節、としか言いようがない言い回しで語られるほんの少し昔を舞台にした物語。若干ファンタジー成分多め。


私の中の村上春樹本不動の一位、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は今回も揺るぎませんでした。ちなみに次点は、「風の歌を聞け」です。まあこんな意見は少数派でしょう。


村上春樹は読んでいる人が多いので、コミュニケーションの道具になったりするのも便利です。よかったら雨の日や、なんもしたくない休日の昼下がりにビール片手にどうぞ。




自転車部門で18位

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とはいえ最近はめっきり本読まなくなりました。本も自転車も時間を沢山使うんですよね...
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