5度目はひっそりパンク

チューブをR-AIRに替えた翌朝AM4:00。
密かな予感に揺り動かされて目が覚める。胸の奥がざわついている。
不安というより確信に近い恐れを抱きながら階下に降りる。階段を降りたそこは居間と玄関に挟まれたちょっとしたスペースになっており、階段が作る影の中にオルカが佇んでいる。

僕は迷いなくオルカに近づき、前輪を指で押した。
いや本当は押さなくてもわかっていた。
だってタイヤの下部はホイールの重みで押しつぶされて、まるで脱ぎ捨てられた靴下みたいにだらしなくよれていたから。

今日も、パンクしていた。

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なんですかねー、これ。交換したばかりのタイヤは超綺麗で傷ひとつなし。
リムにも不用意な突起はなし。
リムフラップもまだ大丈夫なレベルに見えます。
ただ、アイオロスACCはリムホール部分が若干盛り上がっているので、普通のホイールよりリムホール周りの凹凸は大きくなっています。
でもこれが原因だとすれば、ACC固有の問題になるわけで、全てのユーザが同一の症状を発症していなければおかしいですが、そんなこともないようです。

R-AIRには、なにに由来しているのかわからない小さな穴ひとつ。
初代アイオロス時から、何度この穴を見てきたことでしょう。

なんかもう、リムとタイヤに囲まれた密室で行われた連続チューブ殺人(いや殺チューブ)事件！

毎回穴が開いている場所は違うので、凶器は移動しているものと思われます。

いつか、いつか犯人（人なのか？）の首根っこを捕まえてやるぜ！

自転車部門で7位

自転車通勤部門で3位、ロードバイク部門で7位

とりあえず三日ほどパンクしてません。
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