さらば18T

多くの自転車乗りがそうなんじゃないかと思うのですが、最初に使っていたスプロケは完成車についてきた12-25Tでした。サーキットを走るような高速域から、息も絶え絶えに山道をにじり登る低速域まで幅広くカバーする優等生なスプロケですが、そのワイドレシオさゆえに、常用する30kmh近辺の速度域で変速毎に妙に負荷が変わることに違和感を覚えたのでした。
調べてみると私がよく使うのは16から19T。しかしこの完成車についてくるスプロケには18Tが存在しません。
ああ、そうか。私が求めていたのはこいつだったんだ…

それからすぐスプロケを12-23Tに替え、クロスレシオなギアを存分に堪能しながら平和な日々を過ごしていたのでした。


が、ある日突然均衡は破られます。犯人はパワータップ。こいつを履いてから踏むギアが妙に重く、そしてケイデンスは低くと乗り方が変わってきました。
というか、私は元々80rpm程度とかなりケイデンスは低かったのですが、雑誌で得た知識から、ロードは高ケイデンスで！と100rpmくらいで回すよう意識していたのですが、一番楽に持続可能なパワーを出すためにまた元に戻っちゃったみたいです。結局このくらい低速なほうが私には合ってるんでしょうな。


んで、重たいギアを踏んで高速なレースに出て思ったこと、それは……


11Tがほしい！


でした。集団のスプリントともなれば60kmは出るわけですがトップギアの53×12Tだと120rpmくらい回さないと60kmhは出ないっぽいです。それは鈍足な私にはいかにもきつい…。
そんなわけで（出られるかどうか未だわからない）もてぎを一ヶ月前に控えたこの時期にスプロケを替えることにしたのでした。


今度のギアは11-23T。一枚増えれば一枚減るわけで、過去にあれだけ切望した18Tとサヨナラすることになりました。

んで、早速自転車通勤してみた感触としては…


全然問題無し！


乗り方が変われば使用するギアも変わるわけですな。ほんと自転車は奥が深いです。さ、これ履いてガンガン練習するぞー！



自転車部門で14位

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