KLEIN Q-ELITE V 2007 1年で2万キロ走ってレビュー

まず一番に気が付くのがカーボンフレームのしなやかさ。荒れた路面のギャップも穏やかに吸収、かといってロードインフォメーションを全て隠蔽してしまうというわけでもない。坂を登り出せば、その軽さが一段と際立ち、少々の坂なら平地と変らない速度で走りぬけられる、と言ったら言い過ぎだろうか。それにしてもKLEINといえば、塗装の、仕上げの美しさであるが、けしてそれだけではない実力が・・・。


なーーーーーーんて、わかるわけねーーーーーー!
たしかに自転車によって違いはあるのでしょう。硬いとか柔らかいとか。重いとか軽いとか。進むとか進まないとか。そして通勤に向いているとか、向いていないとか。

でも、こういうのって結局相性だと思うのです。要は好きか嫌いか。気に入っているのか気に入らないのか。
だいたい、体に合わない超高級フレームよりも、ちゃんとしたショップで自分に合わてセッティングされたリーズナブルなバイクの方が絶対良いに決まっているのです。バイクを選ぶより店を選べ!です。その店、私にKLEINを紹介してくれたON THE ROADはオススメです。
もう私の短足やら胴長やら妙に張った肩幅やら、恥ずかしい秘密を惜しげもなく白日の下に晒し、そしてバイクをセッティングしてくれました。おかげでジーパンで100km通勤してもお尻痛くなりません。まぁ、ジーパンはそろそろなんとかしようと思っていますが・・・。


そんなわけでフレームの性能とかはわかりません。私が言えるのは、こいつが私にとって最高の相棒だということ。こいつでなければこんなに一年で走ることもなかったでしょう。綺麗にふきふきしたフレームを見ると、どっかに走りにいかねば!という気持ちにさせられます(で、実際いっちゃう)。通勤中も、綺麗なフレームが視線を独り占めです。まあ気のせいなんですけれども。


一年乗って多少気になるところがあるとすれば、それは傷でしょうか。わしわしと増えていきます。周りに話を聞く限り、KLEINが特別傷がつきやすいというわけでもなく、自転車はそういうものらしいです。(ですか?)



パンダの真ん中あたりにべっこりとヘコミが。



イルカの下にもケーブル跡のヘコミ。



壁に立てかけたら滑っちゃってついた傷



見づらいですが、タッチペイントで修正した跡多数


これから年末にかけて仕事の山が来るため、KLEINに乗っていられる時間は減るかもしれません。
せめて月1,000km乗れますように。



■9月の累計:699km

9月の走行記録はこちら


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