ULTEGRA SPD-SL ペダル 2万キロ走ってレビュー

このblogには、SPD-SLペダルの情報を求めていらっしゃる方が、実は結構います。
完成車を買っても大抵ついてこないのがペダル。だから嫌でもこの広く深いペダルの海からどうにか自分向けのペダルを拾い上げねばなりません。というわけで、ペダルを選択するというのが、自転車を自分向きにカスタマイズしていく最初の入り口なのかもしれませんね。


さて、早いもので前回レビューしてからSPD-SLで2万キロ走りました。
初期のころとは印象が変わったところも随分ありますので、この辺でレビューをアップデートしたいと思います。


2万キロ走ってもなんら問題なし。さすが世界のシマノ



ちなみに前回のレビューはこちら


クリートキャッチは相変わらず難しい
購入当初、グリスが硬くて踏み面が上を向かず苦労していた事を書きましたが、実をいうと2万キロ走った今でも苦労しまくっていますΣ( ̄Д ̄;)
上を向いているはずの踏み面に向かって足を降ろせばいいだけのはずなんですが、相変わらず、ほんのちょっとつま先でペダルの向きを確認した後、クリートをペダルの踏み面に載せます。で、3回に1回くらいの割合で失敗しています。でも、失敗する前提で足の力加減をするので、股間を強打することはなくなりました。(おお進歩だ!)
もうこれは私自身のクセの問題でしょう。いつか集中的にクリート入れ外し100本トレーニングをしたいと思います。



レースにはSPD-SL
初期のレビューではSPDとあまり差を感じないと書きましたが、あれからレースの経験を多少ですが積んだ今、やはり差はある、と意見を修正します。
レースで集団に乗り、強烈なスピードの上げ下げについて行こうとする時、ガッチリと靴とペダルが固定され、なんの不安もなくペダルをガン踏みできるのは、SPD-SLならではと思います。
裏を返せば、やはり普段の通勤にはSPD-SLはいらないかも(^^;
でも通勤、レース(練習を含む)でペダルを付け替えるのは、ものぐさな私には面倒すぎるので、これからもSPD-SLで通勤します。

SPDと比較した時に踏み面が広いとか狭いとか、Q-ファクターが広いとか狭いとか、そう言った繊細な問題は激ニブな私にはわかりません。(^^;


SPD-SLのクリートで歩いてはいけない
前回案外歩けると書きましたが、これも訂正します。歩けることは歩けます。が、クリートがガンガン減っていきます。
そんな事もしらず歩き回っていたため、最初のクリートはおよそ購入から2ヶ月でオシャカになりました。2代目クリートはなるべく歩かないようにした結果、現在まで2万キロ持っています。とはいえ全く歩かないというわけにも行かないので、そろそろ交換時期かなと思います。
私の私見では、クリートの寿命は歩いた距離が累計で3kmくらいになった時かなぁ、と感じます。


じてつうで使用している方は少ない
都内に入ると結構じてつうな方を見かけるのですが、9割程度の方がSPDのペダルを使用しています。やはり歩けるってのは普段使いには大事な要素ということですね。次に多いのが、トゥストラップ、ノーマルペダルという感じでしょうか。SPD-SLは少数派です。全然関係ないですが、レーパン着用の方も結構多いですね。あとはおっされーな感じの、ピチッとしたウェアの上に半ズボン(?)履きとか。フルサイズのジーパン派は皆無...orz


ところで最近はTIMEのペダルが気になっています。ああ、財布が・・・



5月の累計:805km